阿波屋鮎美 出演:mimimal『a play for 4 players』
こんにちは、阿波屋鮎美です。今月末、新宿眼科画廊にてmimimalの展示に出演しますのでお知らせです。入場無料ですのでぜひお立ち寄りくださいませ。
5/27~6/1まで、期間中毎日在廊しております。そのうちなん時間かは出演します。
12時から20時まで8時間連続上演、四人のプレイヤーによる四通りの結末が見られるパフォーマンスです、が、ボーイミーツガールなおはなしです。
四年ほど続けてミミマルに出演させてもらってますが、もっともミニマルでマキシムな作品です。
入場無料で何時間でもいられますので、ぜひぜひお好きなときにふらっとご来場くださいませーお待ちしております。
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mimimal⑦
a play for 4 players
2016年5月27日~6月1日
12時~20時 *最終日のみ17時まで
@新宿眼科画廊・スペースMSE「mimimal と 展」内にて上演
脚本・演出 増村啓悟
出演 阿波屋鮎美(時間堂)、宇都宮千陽、大田彩寧、岡あゆみ、河野里咲子、津保綾乃、日和下駄、増村啓悟、森脇司、吉水佑奈、吉安健太
制作 mimimal
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090-1738-6302(mimimal)
8時間休まずやってます。入場無料です。イラスト等の展示も見ていただきたいので、基本的には立ったままご覧頂くスタイルです。(座りたいという方には椅子をお渡しします。スタッフか出演者にご相談ください。また、サロンスペースもございますので、休憩していただくこともできます。)
繰り返しになりますが入場フリーなので、主催者の懐をかなり圧迫する公演であることは間違いありません。会場では展示物のほか、グッズの販売もございます。また賽銭箱を設置しますので、お力添え頂けますと幸いで最高です。よろしくお願い致します。 mimimal主催・増村啓悟
前髪長比売(マエガミナガビメ)について
それは、kiおt(咳払いをして)それは、きっと、まだ神(god※小文字で表記)と、髪(hair)が、同じ意味であった頃のはなし。
新宿、新宿区、東京都。白い部屋に白い台、800mm×800mm×400mmの白い台があり、その上に男が1人、女が2人立っている。男は1人の女に話しかけ、男に話しかけられた女はもう1人の女に話し、女に話しかけられた女は誰もいないところに向かって話をしている。何かルールがあるのですか?と尋ねても、彼らはただ「こんにちは」と、この国の昼限定挨拶を繰り返すばかりで、困る。
その白い部屋から出て4時の方向、ビルに阻まれて見ることは適わないが、その方角、約5km先に頂きを構える山がある。その山の頂上には社があり、天(上空、約100km、大気が一番遠く宇宙に接するところ)より降りてくる神の前髪を織るために、99人の巫女が仕えていた。社に伝わる伝統的な手法で髪を織る巫女。織りあげられた前髪は天へと舞い、美しい星座が輝く夜となった。
その頃わたしは、たしか、まだ中学生だった。まず、祭りを2ヶ月後に控えたあの日、2020年5月の出来事から話そうと思う。
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ご来場お待ちしております 阿波屋
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