時間堂について
「すごい、ふつうの演劇。ふつうの、すごい演劇 」
1997年演出家・黒澤世莉のユニットとして設立。2009年劇団化。
マイズナー・テクニックを基礎とし、国内外の古典から書き下ろしまで幅広い演目を「俳優の声と身体と関係性だけでシンプルに立ち上げる」上演スタイルが特長。
2012年、はじめての全国ツアーを実施、以降、全国各地で作品創作・上演やワークショップを行なう。
2014年、東京・赤羽にスタジオ「十色庵」を開設。2016年1月より毎月「時間堂レパートリーシアター」を上演、7月に東京芸術劇場へ進出した後、年内をもって解散することを発表。
2016年末の『ローザ』が最終公演となる。
『衝突と分裂、あるいは融合』で札幌劇場祭TGR2014 特別賞(作品賞)を受賞。
合言葉は「すごい、ふつうの演劇。ふつうの、すごい演劇」。
この扉を開けてください
もしかしたら
お腹がねじ切れるくらい大笑いするかもしれないし
宝物を掘り出して涙が止まらなくなるかもしれない
もしかしたら
とんでもなく退屈な思いをして激怒するかもしれないし
何も覚えていられないくらい印象が薄いかもしれない
もしかしたら
見ず知らずの人間と、同じ部屋で同じ時間を過ごして
あなたは危機におちいるかもしれないし
うれしい誤算にみまわれるかもしれない
一緒に観たものを、ほめたりけなしたりできるかもしれない
もちろん、何も起きないかもしれないけれど
あなたが一歩を踏み出せば、その旅ははじまります
この扉を開けるあなたの勇気だけが
手ぶらで行ける、新しい世界への旅券です
時間堂2014 マニフェストに代えて 黒澤世莉
時間堂2014計画
東京を拠点としている劇団「時間堂」は、「演劇を仕事にする」「日本一の演劇屋さん」という目的を本気で掲げ、2014年に以下の活動を行いました。
・スタジオの所有
・団体の法人化
また、上記ノウハウを外部の方々につたえていくwebを開設しています。今後の活動をリアルタイムで更新していきます。よろしければ御覧ください。